| 
元禄期(十七世紀)に大阪の歌舞伎劇壇で活躍した初代岩井半四郎を系祖としています。
以来、歌舞伎劇壇を代表する座元・名女方の家柄をしており、代々所作事に優れ。それについて江戸市中で岩井姓をもって踊りの師匠をする者も多くいました。次第に岩井流師匠達の御狂言師(大奥や大名の家に招かれ舞踊や歌舞伎を演じたり、町家の子女に対しても踊りを教えていた女性)活動も活発しました。
その後九代岩井半四郎(五代岩井粂三郎)が日本舞踊の普及をはかるために岩井流初代宗家として流派をおこしました。(なお、十代岩井半四郎は俳優名として昭和26年市川猿之助門弟で、初代花柳寿太郎の長男市川笑猿が名跡を襲名し現在に至っています。)
現在は初代宗家の孫・岩井紫若が二世宗家として継承し、古典舞踊の普及、発展を基調としています。 |